この月球儀は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「かぐや」のレーザー高度計と地形カメラのデータをもとに作られました。
「かぐや」は2009年6月11日に月の表側に制御落下しましたが、この「かぐや」のデータから現在も新しい科学成果が報告されています。
実際の月面は灰色ですが、この月球儀は地球から見た月の色に近い黄色の色相としました。
この月球儀では、標高によって明暗をつけているため、玄武岩という黒っぽい溶岩でできている海部分は実際に目で見た時よりも明るく表現されています。
およその標高は裏面にあるスケールバーから読み取ることできます。
2009年「かぐや」の地形カメラによってマリウス丘(嵐の大洋中央部)、静かの海、賢者の海(裏側)に深い縦穴が発見されました。
この月球儀ではこれらの縦穴も示してあります。
150(W)×165(H)mm 球径15cm(2,300万分の1) 再生紙使用 プラスチック台(クリアブルー) 解説付き 日本語に英語併記
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