地球儀専門店

~アメリカ・シカゴ地球儀探検~

世界最大の地球儀メーカー、リプルーグル・グローブス社探検!
Replogle Globes, the world's largest globe manufacturer

リプルーグル本社前にある大きな看板。 創立75周年の2005年に記念として建てられたものです。 芝生のグリーンにブルーが映えて綺麗でした。

A big signboard at the entrance was made in 2005 to celebrate Replogle’s 75 years.
Beautiful blue was shining out of green grass.

リプルーグル・グローブス社
こちらが本社で、後ろ側に工場があります。
どこまでがリプルーグル社か分からないくらいの広さと大きさ。さすがアメリカ!

Main office of Replogle Globes.
A large factory is behind this building.
This is America! We didn’t know where is the end of Replogle, because of it’s vast site…

いよいよリプルーグル本社の中へ!

Now, let's enter Replogle Globes!

エントランスには色々なリプルーグルの地球儀が飾られています。

They show some original globes at the entrance of main office.

良い製品を作っている企業として表彰された時のトロフィーも飾ってありました。

Replogle Globes was commended by the city as a bluechip firm supplying high quality products.

古いものから新しいもの、たくさんの地球儀を見せていただきました。

Replogle’s collection.
Some of them ware made several decades ago!

続いて、地図製作の現場へおじゃまします。

Here is the map making section.
Cute sign!

パソコンと、試作中の地図などが。現在はこのようにパソコンでデジタル処理によって地図を作製しているそうです。

The cartographers use PC and most maps are digitally processed.

カートグラファー(地図制作)の方と。
今制作している地図のお話などを伺いました。
リプルーグル社では、常にカートグラファーの方が新しい地図を作っています。

With a cartographer.
They are updating maps everyday and supports maintaining Replogle’s globe as a latest information source.

丁度新しい地図の試作地球儀が出来たそうです。
ご覧のように、まず平面の地図を作製してその後球体に貼る、もしくは印刷し、地球儀が出来るのですが、平面を曲面にした時にどこも同じ縮尺になるように、緻密な計算と技術そして試行錯誤があるのです。

A prototype of new map.
As you can see, they make flat map and it will be changed to spherical shape.
To make accurate globe, they are practicing elaborate plan through a trial and error process.

工場にて、手貼りの見学。
このような作り方を、リプルーグルでは『ハンドクラフト製法』といいます。昔からの伝統的な製法です。
広い工場の中にある静かな1室で作られていました。
地図を1枚1枚慎重に貼っていきます。
集中力と技術のいる作業です。

Globe coverers at the factory.
Large sized globes are all hand made.
They need long-time training and consentration to make accurate map globes.

ディプロマットの地図の一部です。
これを切り球体に貼っていきます。
紙の切れ端は大きな機械があり、リサイクルしています。

A part of the Diplomat's map.
They cover the globe ball with this map and recycle scraps of paper.

次に向かった先は、照明付の地球儀作製現場です。
内部の照明などの部品を組み立てています。

Next, we went to the section making illuminated globes.
They are assembling some parts of illumination.

リプルーグル社の照明付地球儀は、ビニールに地図を印刷し次に半球状に膨らませさらに凹凸をつけていく、『ヴァキュームフォーム製法』によって作られます。
こちらは半球状に膨らませたものです。

Illuminated globes of Replogle Globes are made of plastic. They are changed from a flat paper to spherical shape, and then raised and indented relief will be done.

先程の半球はこちらの大きな機械で半球ごとに成型し、さらに凹凸加工を施していきます。

To have that relief, hemispheres as the previous photo are going through press machine.

凹凸加工が施され、こんなに沢山出来ました!
南半球と北半球、部品を組み立ててリビングストンなどの照明付地球儀となって出荷されます。
完成までもう少し!

Now they are ready!
In the next process north and south hemispheres will be assembled to be one sphere, like Livingston.

次は『プレスクラフト製法』の見学です。
リプルーグル社が1930年代に考案した製法で、北半球と南半球ごとの特殊な地図をそれぞれ作り、立体加工を施し両半球を赤道部分で接合して作られます。現在も人気商品の多くがこの製法で作られています。
こちらは特殊な地図を印刷しているところです。

Press-crafting is the most major process of making globe devised by Replogle in 1930s.
The flower-shape map printed on flat paper is changed to spherical shape. Still now most globes are made by this process.
Here they prints the map.

地図を裁断します。一枚一枚裁断機で切り取ります。

The map is cut carefully by the machine.

花の様な形にカットされた地図。

Seems like garbera daisy.

いよいよ成型です。丸い台座に内側の芯紙と地図を合わせ丈夫な半球を作ります。
こちらも手作業で地図のズレができるだけ出ないようにバランスをとりながら成型します。

The map is put on the ball shape machine.

半球が出来上がりました!
先程の花形の地図がきれいに丸くなりました。

Finished! Flower shape map has changed to beautiful hemisphere.

さらに内側に補強を施したら、赤道部分で接着し球体に。
地球儀らしくなりました。
しっかり接着するまでしばらくの間乾燥させます。
その後、工場内で作られている架台に組み立て完成です。

North and south hemisphere made separately are glued into one sphere.

天井にあるのは地球儀。
本当にたくさん!
日本語やスペイン語など様々な言語の地球儀がつくられています。
ここから世界に出荷されています。

Many globes on the ceiling!

地球儀がたくさん、圧巻です。

They make globes of many languages as French, Spanish, German... and those will be exported all over the world.

完成品の一部です。

Some products are shown at the lobby.

いろいろな地球儀。
どれもとっても素敵です!

A floor globe of novel design.

古い新聞記事が飾ってありました。
リプルーグル社が紹介されています。
歴史があるのですね、1931年創業です。

An old newspaper introducing Replogle Globes.
Replogle Globes was established in 1931.

リプルーグル・グローブス社、社長とディプロマットと記念写真。
たくさんの地球儀を見る事ができ、リプルーグル社の方々はとてもフレンドリーで本当に楽しい1日でした。
この大きい地球儀は地球儀専門店でも展示しておりました。

With the co-presidents of Replogle Globes.
From left, Mr.Edward J.Dieschbourg and Mr.Dan Dillon.
We had a wonderful time seeing so many globes and friendly workers!

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